上手くなる目次
はじめに
自己表現ができて、承認欲求まで満たされる楽曲制作。
そんな楽しい音楽のあれこれの
作詞入門講座です。
これから始めようとしている方
始めたけど上手くいかない方
長年やってるけど他の人の方法が気になった方
番外編では
沢山作ったけれど納得のいくものが作れない方
に向けた作詞の方法、作詞のヒント、作詞の裏技を公開していきます。
私自身の知識のブラッシュアップも兼ねていますので、皆さんも一緒に講座を受けているつもりで読み進めていただければと思います。
作詞は本当に誰でもできる
バンドマンに多いのが、楽器は弾けるけど曲が書けない。
もしくは、曲は書けるけど歌詞が浮かばない。
そんな方がとても多いです。
歌詞は、今私がここに書いているように、
・自分の伝えたいことを文字にして、
それに伴奏をつけて、メロディーをつける
・自分の伝えたいことを文字にして、
それにメロディーをつけて、伴奏をつける
・既にあるメロディーに歌詞をつける
の3パターンしかありません。
大まかに、歌詞を先に作る詞先(しせん)と、メロディーが先の曲先(きょくせん)の2パターンしかないと言ってもいいです。
手紙や年賀状、メールや、LINEのやり取りで、普段から伝えたいことを文字にしていると思うので
作詞
って、普段のやりとりの内容をそのまま歌詞にしたっていいんです。
こんな内容の連絡があって、こう思って、こうだったよ。
自分の伝えたい思いはこうなのに!(でも本人には言えない)
みたいなこと、皆さんありませんか?
家族、恋人、友達、先輩、上司、部下、後輩、気になるあの人、ムカつくあいつ。
あなたの、日常のやり取りを、そのまま歌詞にしたらいいんです。
たとえ、小学生の作文の様な歌詞でも、それを、そう聴かせないのは、
メロディー(作曲)、歌、演奏、編曲の腕の見せ所です。
できる気がしてきませんか?
Twitterしてたら普段から作詞してるも同然
Twitterの文字数は限られています。
その限られた文字数の中で、みなさんは、だれかとコミュニケーションを取ったり、意思疎通ができています。
これって、もう、伝わる歌詞が書けていると言っても過言ではありません。
作詞はメロディーがついてきます。
書きたいことが140文字を超えたら、
内容を書き換えたり、言い回しを変えたりしているはずです。
作詞もまさにそれです。
そして、日本のポップスの文字数は400〜600文字ぐらい。
最近のボカロ曲などはたくさん文字が詰まっているのでもっと多い曲もありますが、丸っと一曲通してなので、
伸ばす音が多いメロディーだったとしたら、ワンコーラス(歌詞でいうところの1番)ぐらいなら140文字で収まりそうではないですか?
Twitterをされている方がいたら、ぜひ、下書き保存でいいので書き溜めてみてくださいね。
ミュージシャンでない方が作詞が得意かもしれない
ミュージシャンは人に感情を伝えるのが苦手で音で、自分を表現しようとします。(そういう人が多い気がします)
自己満足ではなく、誰かに聞いてほしい、反応が欲しいというのは、
ミュージシャンに、誰かに伝えたい何かが溢れているから。
でも言えない。
言っても伝わらない。
そんな想いを歌詞にして歌われた時に伝わるように文字にする技術。
それが作詞家だと思うので
それが最初から出来ていたら
人間関係で苦労しないし、そんな人生ならミュージシャンになってないよ、
という人まで出てきそうな感じがします。
伝えたいことを文字にする
というのは、普段やっていることなのに、
作詞する
というだけで急にハードルが上がってしまうのは損してます。
本当の事を書かなくていい
自分の中に伝えたい想いがあって
それを曲にするために吐き出して
だけど言い方を間違えたら伝わらないんじゃないか、誤解されるんじゃないか、批判されるんじゃないか
と、
ドキドキ
恥ずかしかったり
不安になってしまう。
大丈夫です。
伝わらないと思うなら、書き換えましょう。
何曲も作りましょう。
言い回しを変えて、メロディーを変えて、視点を変えて、背景を変えて、本音をカモフラージュしたっていいし、誰かがそう言ったことにしてもいい。
あなたの伝えたい事をいろんな歌詞で表現してみましょう。
ほら、これでもう、一つのネタで何曲も書くためのヒントを得ましたね?
本音を曝け出して傷つく事を恐れているから歌詞が書けない
普段のやり取りで伝わらないもどかしさ、感情をミュージシャンは音にしています。
なのに普段のやりとりに1番近い形の表現である
歌詞
に、自分の思いを載せないといけません。
先ほども書きましたが、それが初めからできていたら苦労しないんです。
それができていたら、このnoteは読んでいないですよね。
よく、歌詞が書けない人が、
言いたいことが特にない
と、言うのを耳にしたりしますが
伝えたいことがない人はこのnoteを読んでいません。
自分の想いを100%表現できるまでの過程を楽しんで作品にする
あなたの大切な想いが、深ければ深いほど、
自分の想いを理解して言葉で表現し、
あなたが納得できるところまで書き上げるには時間がかかるかもしれません。
・伝えたいこと、溢れる思いがあるのに
言葉にできない
→感情を言葉に書き起こす練習をこの講座で一緒にやってみましょう。
・どうやって切り出せば、書き始めればいいのかわからない。
→手紙と一緒です。どんなに言いづらいことも、初めが書けたら、あとは順を追って書いていくだけです。
・本音を曝け出して受け入れられなかった時、立ち直れなくなりそう。
→それなら本音を書かなくてオッケーです。もしくは上手に隠して歌詞にすることだって出来ます。
全部あなたの思いのまま、好きに表現できるんです。
好きに表現してコメントに歌詞を書いてくださっても構いません。
内容の感想を歌詞の様に表現してコメントしてくださっても構いません。
一緒に楽しみましょう。